2日目の朝

うっすらと

目を開ける。

カーテンからさす光の強さで

まだ起きる時間ではない事を確認する。

 

まだ、ねれ、、る、、、

 

しずかに綴じて

寝がえりをうつ

最初の寝がえりは気持ちいいのだ

 

これまでの同じ姿勢から

偏って溜まった血流が流れ出すのがわかる

 

 

朝の冷やされた空気は別に新鮮じゃなくたって

おいしくかんじる

ひんやりと

おふとんの暖かさ

この気温差が好きだ

 

 

心地よさの中

再び眠りに落ちる

 

 

落ちて落ちて

 

落ちて

 

落ちて

 

 

だめだ。落ちれる気がしない。

 

お尻にある生暖かい感覚

 

今わたしの下半分がどんな状況なのか想像する。

 

だめだ。二度寝への切符は何も考えない事。

何も考えない。わたしは鳥になる。

 

負けない。考えちゃけない。

 

 

 

 

・・・今日の極厚幅広はちゃんと任務を遂行しているのだろうか

 

まさか2日前に洗濯したばかりのシーツをまた洗濯することになんかならないわよね

 

ほら、だってまだ柔軟剤の優しい香りが、、

 

ダメよまだまだタイミングではない

 

あーでもとりあえず

 

シャワー浴びないと

 

おさるさんみたいになってるはず

 

やだなあ

 

寒いなあ朝シャン

 

・・・少し早めに起きないと

 

あれ今日何時からだっけ、11時?10時ーーーー・・・10時だったかな

 

じゃあ逆算してー・・・まだ寝れるな。2時間くらいねれる。

 

よし寝よう。

 

眠れ

 

眠れ

 

ちょっと寝にくいな

 

おいしょっと、

 

寝がえりをうつ

 

なんか違うな。

 

おいしょっと、

 

やっぱり違う。

 

 

 

 

 

 

なんかおなか痛くなってきた。

 

 

うつ伏せ。

 

 

はあ

 

 

これが女の子の宿命か。